九州産業大学様

学びにも、部活動にも生きる言語化能力を

概要
実施日:12/15(木)
対象:文化部・運動部の幹部学生、主務・会計担当者 60名
使用教材:運動部学生のためのスポーツ探究ことば入門 Vol.1
内容:
言語化の重要性/経験を分析する/目標の立て方
ゲームやペアワークを取り入れながら、教材に即した内容で講義を行いました。

<お話を伺った方>
九州産業大学 学生課長 一ノ瀬大一様

導入された経緯を教えてください。

本学ではもともと、運動部・文化部合同で研修を年1回行っていました。今までは「気を付けるべきこと」「してはいけないこと」などインプットする内容が多かったのですが、今年は学生達の活動にとって何かプラスになることを用意したいという思いがありました。そこで何か良いテーマはないかとUNIVASに相談させていただいたところ、「ことば入門」を使ったセミナーがあることを紹介していただき、内容を拝見して、ぜひ実施したいと思いました。

講義の様子

どういった内容が魅力的でしたか。

対象の学生がリーダー・主務・会計など、部活動の中心となる立場の学生であるので、自分の考えを言語化し、わかりやすくアウトプットする力はとても重要です。そして、「ことば入門」はまさにその内容であると感じました。

本学では、レポートの書き方などの学びに必要な読み書きなどは基礎教養科目でしっかりと実施しています。しかし、部活で生きる言語化能力という切り口では特に指導をしてきていなかったため、今回の講座内容は魅力的でした。

実施されてみて、いかがでしたか。

学生にとって有意義な学びの時間になったと感じております。ディスカッションやワークの時間を入れていただきましたが、もう少し長い時間ディスカッションできるように、大学としてはもう少し講義全体の時間をとればよかったですね。

実施後に行ったアンケートをもとに作成したグラフ
※実施後に行ったアンケートをもとに作成(回答者数:60名)
10段階で回答を求め、10・9を「興味深かった」、8・7を「やや興味深かった」、6を「どちらでもない」、5・4を「あまり興味を持てなかった」、3以下を「興味が持てなかった」として集計。

今回外部講師に来ていただいての講義ということで、学生と講師の信頼関係を築くためのアイスブレイクも重要だったと思います。メインの内容のディスカッションとのバランスをどうとっていくかも含め、時間の使い方については、今後の講義においてもしっかりと考えていきたいと思います。

今後実践していきたいことはございますか。

継続性ということをしっかりと考えていきたいと思います。今回の学びをどのように学生の頭に残していくかですね。例えば、有意義では無かったと感じた学生が半年後に気付きを得ることや、もっと高い言語能力を身に付けたいと思った学生に提供できる教材があるかなど。今回集まった学生たちをもう一度集めることは、スケジュール等の調整上難しいということもあります。何が学生たちの学びにとって一番良いのかを日々模索しながら実施していきたいと思います。今後とも良いプログラムをご提供いただけますと幸いです。

学生様の声

  • 言語化がいかに大切か、いかに難しいかを理解することが出来た。今日学んだことを今後活かすために、普段から言語化の意識を持ち生活したい。
  • 部活に対しての意欲が更に高まり、今後自分のためにも周りの部員のためにも、努力したいと思いました。
  • わかりやすい言葉でレクリエーションも含まれているためとても学習しやすかったです。 ありがとうございました。
2024年03月12日
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